北海道リベンジ!

3日目(8/9)  くもりのち晴れ  気温25℃(午前7:00計測)  走行251.3km

今日も北上 目指せ北端!
車内泊の朝は早い(暑くて寝苦しくなって目がさめる)
夜明けと同時くらいに起床、そのまま車を動かし、「北竜ひまわりの里」へ。
北竜ひまわりの里広大な規模で一面に植えられたひまわりは
区画ごとに開花期を調整し、常に満開を鑑賞できるようになっている。
訪れた時は端っこの区画が満開だとか。
(入り口に大きな看板が掲げられて一覧できます)
空模様が怪しいので、車の中で様子見しながら子供たちを起こす
無料のレンタサイクルを一台ずつ借りて散策開始
「ひまわり迷路」や見晴台などもあって、ちょっとした冒険気分も味わえる
地元の中学生が植えたコーナーでは、世界各国のひまわりも鑑賞できた
ゆっくり鑑賞しようと思ったら、雷と共に大粒の雨。
急いで車の中に避難 北竜町を後にする。
風力発電の風車ここからは海沿いを走るルート「オロロンライン」で北上 稚内を目指す。
小平で鰊番屋の資料館を見学している間に天気は一変。
すっきりと晴れ渡ってきた(らっきぃ♪)
気持ちのよいシーサイドドライブとなった
日本海側の強い海風がふきつけるのだろう。各所に風力発電の風車が見える
青〜い空と海 絵になるなぁ。などと思いながらハンドルを握っていると
助手席の殿がそわそわ「泳ぎたいなー」
・・・いやいや、殿様。天気はいいけど 波、、かなーり荒いっすよ?
サーフィンならともかく、海水浴にはちょっと。。ねぇ?
海を見つめながら名残惜しそうな殿は放っておいて、どんどん進むのだ!
はぼろバラ園羽幌の道の駅に到着。
スタンプラリーにスタンプしたあと、すぐ裏手にある「はぼろバラ園」を見学

300種類以上のバラが咲き誇り、吹き抜ける風も い〜い香り。はぼろバラ園
なんだか立ってるだけでお肌がきれいになりそう♪

一通り園内を散策したあとはソフトクリーム(^^)
味はもちろんローズで♪
ほんのりとピンクのソフトクリームは
これまたほんのりとバラの香り
ローズソフトクリームおいしゅうございました

次は隣にある「北海道海鳥センター」を見学
羽幌の港から渡って行ける天売島の海鳥の様子を学べる施設。
中央吹き抜け部分に設置されたジオラマ。
備え付けの双眼鏡で覗くと、今にも動きそうな海鳥たち。
上映会も開催されていて、勉強になったなぁ。
今回の旅行記を社会科の宿題にしようとしている姫のいい題材にもなっただろう。

牧草ロール北海道を旅行していると、いろんなところで見かける<牧草ロール>
大きな草地にころころっと転がってるので
我が家では 勝手に<ころころ>と呼んでいた
ビニールコートされた物が多い中、見つけた!<そのまんまころころ>
早速カメラを取り出すが、手前に生い茂った草が邪魔してうまく写せない
カメラを片手にう”−。と うなっていると
「貸してみろ」 ひょいっとカメラを持って、茂みを分け入ってく殿。
一分後「撮れたぞ。行こ!」 と運転席へ。このすばやい行動が事件となる

走り出した車の中、デジカメ画面で撮れた<ころころ>を確認し ふと隣の殿を見た
殿の背中にうごめく黒い影。
「止めて!!急いで!!!」
車、急停止。
「すぐに表に出てベストを脱いで!!」
殿、わけがわからないまま 従う。
車外でバタバタとはらったベストから つつーっと落ちた大きな大きな蜘蛛。
・・・・あーびっくりした。。(・・;)

初山別天文台事件もあって お昼も回ってお腹の空いてきた一行。
気分転換しよう!ぼちぼちどこかで昼食!
「しょさんべつ天文台」隣にある「初山別村みさき台公園キャンプ場」で昼食and休憩。
天気は快晴、眺望も素晴らしい。全面芝生の気持ちのよいキャンプ場
東屋に食材を持ち込んで 本日の昼食はサンドイッチ
昼食もそこそこに、子供たちが興味を示したのが
眼下に見えるアスレチックとゴーカートコース。

初山別村みさき台公園キャンプ場のんびりと休憩を取りながら、今日の夜利用するキャンプ場を探そうと思っていた。
海側だからこうなのか、今日はたまたまなのか、風がすごい。
とてものんびり資料を広げてって感じじゃない
休憩したら、出発しよっか?
子供たちはゴーカートへまっしぐら。
4年生でも一人で乗れるらしいので、それぞれ一台ずつ借りて行ってみなさい
お父さんとお母さんは、ゴーカートのハンドルまで握りたくないっす (--;
はじめて一人で動かすゴーカートに子供たちは大満足。

当初の予定では、ゆっくりと観光しながら北上していって稚内でキャンプ、明日利尻島へ渡ろうと思っていた
だが、この みさき台キャンプ場に来てみてちょっと不安。 今日。。風が強いよねぇ。。
稚内のキャンプ場は半島の突端近くに位置してるから、もっと風が強いかもしれない。。。(--;
うーんうーん、と悩んで、まずはフェリーの時間と状況確認だぁって事で稚内フェリーターミナルへTEL
2時間後に本日の最終便が出るらしい。空席はある との事。
しばし相談。 よし!行っちゃえ!
ここで運転手交代。トロいれもんの運転では到着は無理。
目的地は、はるか彼方 時間は2時間。
突然目がさめたような走りっぷりのVOXY
風車も、サロベツ原野も走り抜け、一路稚内へ。稚内へ!

稚内フェリーターミナル風景を撮影する余裕も無いまま、一時間ちょい後に稚内到着。
すげーぜ父ちゃん!車内では稚内到着と同時に拍手 拍手
フェリーターミナルのカウンターに走りこみ、乗船手続き んで乗船。

あれよあれよという間にフェリー上カモメ
そぉかぁ。。。もう離島に向かってるのね〜(をいをい)
船上では数羽のカモメが追走して見送ってくれている
間近で見るカモメ。
触れそうな所を飛んでいる
と、乗客の一人がお菓子を差し出した
カモメ見事にGET!
しばしカモメの曲芸(?)を眺めながら ぼぉぉ〜。
すると抗いがたい睡魔が襲ってきて引き込まれるように一人また一人と夢の世界へ
そんな光景を眺めつつ、旅行記のメモ書きをまとめようとノートを広げた れもん
「間もなく利尻島 鴛泊港に到着です」と船内アナウンス
窓の外には そびえたつ利尻山
れ?もう到着???
・・・・シャーペン握ったまま寝てました〜(爆)

利尻島夕焼け間近の鴛泊(おしどまり)港
港のすぐそばには「夕日が丘展望台」があり、そこに行ってみたい れもんと
買出しを済ませてキャンプ場入りしたい殿。
意見が分かれる。
「ちょっ晴れだよ?きっときれいな夕日が見られるよ?」と言えば
『真っ暗の中、知らない土地でキャンプ場探して それから設営じゃ大変だ』と殿
『予定してるキャンプ場のそばにも見晴らし台あるから、そこから見えるよ』
と駄目押し。軍配は殿に上がる。

日暮れは近い。
急いで近くの店で買出しを済ませ、「沼浦キャンプ場」に向かう。
利尻島の南端に近く、道路からすぐのキャンプ場
管理人のいない四角のサイトは全面芝生で フリーサイトになっている
到着時、管理人さんがトイレの清掃を行っていたので 一声かけて荷物を降ろす。
キャンプ場利用客、、いないね〜。これから来るのかな?
そんな事を話しつつ 大急ぎで設営を済ませ、近くの見晴台へ。
ここも無人。
しかも利尻山の陰になって夕日、、、これっぽちも見えないぢゃんよぉぉぉ (T^T)

沼浦キャンプ場どんどん暗くなって行く道をキャンプ場まで戻って 夕食準備。
夕日は明日の楽しみに取っておこう。。。うん。。。
とっぷりと暮れてゆくキャンプ場。利用者は我が家だけ。
道のそばなんだけど、走ってる車も無いね。。。
さ、寂しいかも。。
寂しい気分を紛らわすように自宅から持参してきた2年前の花火(!)を楽しむ
気温も下がってきたね。21度だって。。
昼間あれだけ晴れていたから
さぞかしきれいな星空が?と見上げた空には 雲がいっぱい(--)
明日、晴れてくれるのか?夕日は見れるのか??
不安を抱えたままテント内で就寝。
多少無理をしてでも この日に夕日を見に行けば良かったのだ。
・・・と 気がつくのは翌日の夕方になってからの話である。
小さな騒乱のタネを残して利尻島初日の夜は更けていった

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