昆虫観察記(幼虫)

5/29幼虫1
息子が虫を飼う!と言い出しました
いつの間にか庭で育っていたアゲハ蝶の幼虫です
小さなキンカンの木に5匹もついていました。
推定で 卵から孵って13日ほど。
数回の脱皮をしながら大きくなってきたようです
臭角(つつくとにゅっと飛び出す触角?とてもくさいです)はオレンジがかった黄色
全体的に光沢が無くごつごつとした外観から、おそらくナミアゲハの幼虫でしょう
ぱっと見は、鳥のフンみたいな外観です

大き目のプラスチックケースに移動させ、飼育スタートです


幼虫の食草は、山椒、ミカンの木など(ミカン科の植物)です幼虫2
庭にキンカンの木があるのですが、とても5匹も養えない大きさなので
途中幾度か食草を変えました
食草チェンジは自然界では考えられない事でしょうが、本人たち(?)は
わりとすんなり新しい枝に移動してくれました
移動するときは無理やり移動させようとすると臭角を出して威嚇します
あまり臭角を出してばかりいると弱って死んでしまうので、ケースの掃除や餌の取り替え時には要注意です
新しい餌の葉を幼虫の目の前に添えて移動しやすいように誘導してやれば臭角の攻撃に遭わずに済みます


5/31
幼虫3キンカンの枝にゴミみたいなものがついていました
おそらくアゲハ蝶の幼虫なんじゃないか?って事で早速プラスチックケースへ
写真の右側にゴミのように写っています体長は3mmほど
「ちび」と名づけて観察していたのですが、後日行方不明になってしまいました(TT)
結局 ちび はアゲハの幼虫だったんだか、違ったんだかわからず終いでした
他の幼虫たちは、食事以外の時間はじーっと動かないで休んでいるみたいです
頭を持ち上げ、じっとしている様子はまさしく <鳥のフン>
なかなか芸達者のようです


脱皮前緑色っぽい外観になる直前の幼虫です。
白い模様の部分から緑色の体が透けて見えます

すんなりとした体から徐々に
頭の部分は丸っこく、体の部分はずんぐりとしてきます
全体的にあまり活発に動かないのですが
体の色が変わる脱皮前は特に動きが少ないようです












6/1
脱皮早朝から続々と脱皮しはじめました。
脱皮した皮は、自分で食べてしまいます(写真は皮を食べている様子です)
頭の部分の皮だけは食べずに飼育ケースの床に落ちていました
この緑色の外観になって数日すると蛹になります
蛹になる直前だからでしょうか、黒っぽい姿をしている時とは比べ物にならないくらいの食欲
食草もすぐにボウズにされてしまいます




6/4
6/4脱皮完了最後の一匹も脱皮しました
もりもりと葉っぱを食べてぐんぐん大きく育ってゆきます
全体的にぷくぷくしてて、歩く姿はよちよちと歩きます





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